デザイン基礎1B ムサビ通信

Musabi

デザイン基礎1Bを受講しました!

この科目は2つの課題に別れています。「ピクトグラム」「蝶課題」です。
ピクトグラムを作るとか、蝶を作れるようになるとかいう目的で開講されているのではなく、デザインの基礎的な考え方を学ぶ科目です。

いろいろ勉強になったので、入学して早い段階で受けて損ないなと感じました。

講義内容

三鷹で4日間。2週に渡る講義で、スクーリングの時期によっては2週連続であるときもあるし、1週開くときもあります。人によっては2週連続がキツイと感じる人もいるかも。

ピクトグラム

「歩く・走る・飛ぶ」をピクトグラムで表現します。

・前提講義(ピクトグラムとは、オリンピックなどで使われた作例紹介など)
・グループワーク(歩くとは何かをグループで考え発表)
・デザインを考え作成
・皆でいいと思うものを投票

蝶課題

厳しい、キツイと噂の蝶課題。個人的にはそこまでキツくなかった。
これ多分担当してくれる先生による気がする。。

自ら選んだカテゴリーを3体の蝶を使って表現する。

・前提講義
・各自考えてきたアイデアをグループ内で発表
・先生と一緒にどのアイデアがいいかを考え、修正
・できたら実際に作成開始ー外に材料買いに行ってそのまま帰るとかもオッケー(先生によるかも)
・皆でいいと思うものを投票・講評

カテゴリーとは何か、カテゴライズされた3匹の蝶がおかしくないか?という観点と、類・科・チョウをよく寝られて考えられているか?という観点で評価。特徴を捉えて蝶に見えるように表現できるか。

Photoshopほぼ予習無しで行ったので結構大変でした。。画像の切り抜き予習はしておこう。(ばか)

学んだこと

ピクトグラム

・誰が見ても「歩いている」「走っている」「飛んでいる」ように見えるという観点で作るべきで、そこに個性はいらない
・遠近感を掴むー「歩く」ときに右手右足が同時に前に出ているように見えないか?
;与えられた画面いっぱい使うのではなく、空間も意識しながらー「飛ぶ」ときは下に空間を作るなど
・イメージしていることを描き起こすのはNG、観察し考え描き起こす、ときに他者は「歩く・走る・飛ぶ」をどうとらえているかを聞き取ること
・方向性や動きを感じる形づくりをすること、自分が「歩いている」ピクトグラムを作成できたとしても、止まっていたりポーズをとっている人に見えるかもしれない
・「重心」を意識することー歩く・走る・飛ぶで重心は異なる
・いかにシンプルに表現するか?どこまで要素を無くして表現できるかを考えてみる
・そこになくても存在しているかのように見える錯覚を利用する(脳が勝手に補完するため)ー例えば腕と足、頭を描いただけなのに、体が繋がっていないのに人に見える。胴体が無くても

蝶課題

・無意識的なカテゴライズと意識的なカテゴライズがある。デザインは日常にあるけれどもまだ意識的にカテゴライズされていないものを、新たなにカテゴライズするという役目もある
(新規に創ることだけがデザインではない)
・蝶の形を使いつつ、特徴を捉えて提示できるかー見る人がそう来たかと感動してしまうような発見を
・Photoshopの使い方(写真の切り抜き)

アウトプット

ピクトは73点。今見るとRUNが走ってないな。。って思ったり。

蝶課題は83点。投票によって選出されなかったけど、意外と点は来た。わかる(おい)。

高所恐怖チョウがお気に入り。最初は結構説明的な表現だったんだけど、自分で考えたり、先生に色々指摘いただいたりで、ここまで改善できた。君が一番苦労したよ。。
他のチョウは素材選びが大変だったくらいで、造形はほぼ最初のスケッチのまま。